こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。
今回のブログでは産後の骨盤のゆがみが改善した20代の女性の改善例をお伝えさせていただきます。
患者さんのお声
Qどのような症状、お悩みで施術を受けられましたか?
産後の体のゆがみ、骨盤矯正
Qあずま整骨院の施術を受けての感想を教えて下さい
施術だけでなく、ストレッチやトレーニングの方法も教えていただけたのが良かったです。
産後の骨盤の腰痛の原因とは?
この度の患者さん(Yさん)は第一子を出産されて半年後ほどにご来院いただきました。
「骨盤のゆがみがあるから治して欲しい」
「出産前から腰痛があり、出産後にひどくなってきました」
とお悩みを教えてくださいました。
まず、妊娠中の腰痛と出産後の腰痛についてお話しさせていただきます。
妊娠中の腰痛について
妊娠中に腰痛になる方は多いと思います。妊娠中の腰痛は大きく分けて2つの原因が考えられます。
まず一つ目は、妊娠すると体内に放出されるホルモンです。このホルモンはリラキシンといって出産時に赤ちゃんが産道を通りやすくするために骨盤のつなぎ目の関節(恥骨結合)をゆるめる働きがあります。そのため、骨盤を支える腰や背中に負担が掛かり続けて腰痛などを発症してしまいます。
また、リラキシンには骨盤内に血液をためる作用もあり、腰回りを重たく感じさせることもあり、妊娠初期から増加するため、お腹が大きくなくても腰痛の症状が出ることもあります。
二つ目は妊娠中期〜後期にかけてお腹が大きくなり、重心が後ろにかかりやすくなり反り返った姿勢になるため腰への負担が大きくなります。
また、大きくなった子宮が骨盤内で血管を圧迫することで、血行が悪くなりやすい状態になります。
そのため、体が動かしづらく運動不足になることで、血流の悪化と腰の筋肉が硬くなることにつながります。
この血流の悪化と腰の筋肉が硬くなることで腰痛が発症します。
産後の骨盤の腰痛とゆがみの関係とは?
出産後に骨盤がゆがみ、そのままにすると腰痛や痩せにくくなる原因になってしまう。
だから骨盤矯正でゆがみを治そうというのが一般的な考え方です。
妊娠後から出産にかけて骨盤が開いていきます。そして出産後に半年ほどかけて徐々に元の位置に戻っていきますが、骨盤が元の位置に戻ろうとする際、自然にゆがみを生じることはありません。
では、なぜ骨盤にゆがみが生じるのでしょうか?
・妊娠中にお腹が大きくなることで、反り腰になったりお腹をかばったりする。
→姿勢が崩れ腰に負担がかかる
・出産後に乳児を抱っこしたり、授乳したり慣れない姿勢を長時間おこなう
→姿勢を支えるために腰の筋肉に負担がかかる
上記のことが妊娠〜出産後の骨盤がゆがむ原因と考えております。
当院の産後の骨盤の腰痛改善方法
当院の産後の骨盤矯正の考え方は、産後に限らず日常生活から起こりえる体のゆがみを整える整体と同じように整えていきます。
Y様のお体は長時間の抱っこ姿勢のクセのままになっていました。右手で赤ちゃんの頭を支えているので、背骨が右側にねじれ、右肩は内側にねじれていました。それに引っ張られるように骨盤のゆがみがありました。
ご自身の姿勢を気にする余裕もないほど、抱っこや授乳など育児中心に右に傾いた姿勢のまま痛みに耐えながら頑張ってこられたのだとお見受けしました。いつしか体が悲鳴をあげ姿勢がゆがむほどに。
こうなると体を支えるために筋肉が常に引っ張られる状態を強いられ、何をしてても腰に負担が掛かり続けてしまします。
治療としては、まず筋肉の緊張を微弱電流機器(NEUBOX)でゆるめ、ゆがみを整体で整えていきました。
3、4回ほどの治療で痛みは三分の一ほどに改善されたので、月に1度でメンテナンスしながら体のゆがみをキープできるように続けていただいております。
※自宅で出来るストレッチはこちらをお伝えさせていただきました。
まとめ
今回は産後の骨盤のゆがみが改善した20代の改善ストーリーをお伝えさせていただきました。
出産後はどうしても育児などで忙しく、ご自身のお体は後回しになってしまいます。
ご家族にご協力いただき、痛みがひどくなる前にお近くの治療院に行かれることをおすすめします。
当院では妊娠中の腰痛などの施術もおこなっておりますので、我慢せずにご連絡お待ちしております。
(監修 柔道整復師 東 健一郎)