こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。

 

今回のブログでは【一生涯自分の足で歩く】寝たきりにならないための原因から予防するたった一つの方法をお伝えさせていただきます。

寝たきりにならず自分の足で一生涯歩きたいと悩んでいる方のお役に立てると考えております。

ぜひ最後までお読みください。

 

寝たきりにならないために

 

日本は世界でも有数の長寿国ですが、「寝たきり年数」を他の国と比較すると悪い結果であります。

「寝たきり年数」とは平均寿命から健康寿命を引いた年数を表した造語です。

他国の「寝たきり年数」の平均は7年ほどに対して日本人の場合は10年ほどにも及ぶのです。

必ずしも寝たきりとは限りませんが、自分一人の力で生活出来ない期間がこれほどまでに長いことになります。

ただ、長生きするのでは無く、介護や支援を必要とせず、寝たきりになったりもすることも無く、好きな時に好きな場所へ自由に行ける体で元気に長生きしたいと思いませんか?

 

寝たきりになる原因とは?

 

寝たきりになってしまう原因についてお話しさせていただきます。

寝たきりになるきっかけとして最も多いのは、脳梗塞・脳出血などの脳血管障害です。

次いで骨折ですが、転倒し足の骨を骨折した際に寝たきりで入院してしまうと、1週間で20%、5週間で96%も筋力が低下してしまうのです。そのまま自力で歩けなくなり寝たきりになってしまうケースも多くみられます。

 

特に次のような方は、筋力低下によって転倒する危険性が高くなるため注意が必要です。

・歩くのが億劫(おっくう)になった

・ちょっとした段差や何も無い所でつまづくことがある

・歩くのが遅くなった、歩幅が狭くなった

・家にいる時は横になっていることが多い

 

このように歩く機会が減ってしまうと、どんどん筋力低下が進んでしまい寝たきりになってしまうリスクが高くなってしまいます。

 

寝たきりを予防するたった一つの方法

 

寝たきりを予防する方法をお伝えします。

それは、下半身の筋力を発達させることがポイントになってきます。

その方法として非常に効率よく下半身の筋力を向上出来るスクワットです。しゃがむ動作を繰り返すスクワットは下半身の筋力だけでは無く上半身の筋力の向上にも効果があるのです。

また、下半身の筋肉のポンプ作用によって全身へ血流が促進します。

そのため、寝たきりになる原因の脳血管障害への予防にもなる血流改善の期待もでき、転倒予防のための下半身の筋力も向上できるので、スクワットだけで寝たきりを予防できると言っても過言ではありません。

 

他の効果としては、

・認知症予防

・便秘、尿漏れの改善

・自律神経バランスの改善

・体脂肪の燃焼、冷え性の改善

・免疫力の向上

・肩こりや腰痛の改善

 

そして一番重要なのはスクワットのやり方ですが、まずは自宅にあるイスで立ったり、座ったりを繰り返していきましょう。

① イスに座った状態で両手を胸の前で交差させます。

② そのまま立ち上がります

③ この動きを繰り返すだけです。

④ 1日に10回から始めて、30回連続で出来るように頑張っていきましょう。

もし、物足りない方は下の写真のように座るときにイスにお尻が当たったら立ち上がるようにしてみてください。

 

※ 痛みを感じる場合は無理せずにやれる範囲でおこなってください。

 

まとめ

 

今回のブログでは【一生涯自分の足で歩く】寝たきりにならないための原因から予防するたった一つの方法としてスクワットをお伝えさせていただきました。

寝たきりにならないために今のうちからやれることは色々あるとは思いますが、場所や空いた時間にいつでも気軽に出来ると思うのでやってみてください。

 

(監修 柔道整復師 東 健一郎)

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