こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。
今回のブログではロコモティブシンドローム(略称ロコモ)について3部作に分けてお話しさせていただきたいと思います。
もし、ロコモティブシンドロームについて詳しく知りたい方は今回のブログがお役に立てると考えています。
ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。
ロコモティブシンドロームとは?
ロコモティブシンドローム(略称ロコモ)について説明します。
骨、関節、軟骨、椎間板、筋肉といった運動器のいずれかあるいは複数に障害が起こり、立つ・歩くといった移動機能が低下している状態をロコモティブシンドロームといいます。
簡単に説明しますと、筋肉や骨が弱くなって歩きにくくなった状態をロコモといいます。
大事なのは、運動器が弱っているだけではなく、立つ・歩くなどの日常生活動作がしにくくなっていることです。
ロコモを放置しておくと…
ロコモの状態を放置しておくとどうなるのでしょうか。
①歩き方が不安定になる・転倒しやすくなる【足腰に痛みを感じる】
②日常生活に支障が出る
③介護が必要になる(誰かのお世話を受けないと生活が出来ない)
④ひどくなると寝たきりになってしまう
きっかけは筋力が弱くなってすこし歩くのがしんどくなっただけでも、放置してしまうと介護を受けるリスクが高くなってしまい、ひどく場合は寝たきりになってしまいます。
ロコモになりやすい要因とは
・運動習慣のない生活や外出する機会が少ない方
・活動量の低下(階段を使わずにエスカレーターやエレベーターを使う方)
・軽い痛みやだるさの放置(体の痛みを何も対策せずに放置している方)
・痩せすぎや肥満
このような生活をしていると、筋力低下、バランス低下、可動域低下(関節が動かせる範囲)、疼痛を起こし、移動機能の低下になってしまうことでロコモになってしまいます。
現代の生活は、洋式家にともなって布団の上げ下げや、畳からの立ち座りをすることが無くなってきたことや、和式トイレが無くなりしゃがむことが減りました。
また、車で移動することが多くなるなど、バリアフリーの生活が多くなって生活が楽になっていくことで日々の生活で体の筋力を使う機会がすごく減ってしまっていることも要因の一つと考えています。
年を重ねて、高齢になったからロコモになりやすいのではなく、現代の生活が便利になりすぎて体の筋力を使うことが減ってしまうと若い方でもロコモになりやすい状況になっているのです。
まとめ
今回のブログではロコモティブシンドローム(略称ロコモ)についてお話しさせていただきました。
もし、ロコモになりやすいと感じた方はお近くの医療機関、または当院に相談ください。
(監修 柔道整復師 東 健一郎)