こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。
今回のブログでは、バスケット、バレーボールなどの球技スポーツで突き指をしてしまった時の効果的なアイシングと骨折の見分け方ついてお伝えさせていただきます。
突き指をしてお悩みの方のお役に立てると考えております。
ぜひ最後までお読みください。
突き指をした時のアイシングの効果とやり方
突き指をした直後にアイシング(冷却)をすることで組織の出血や腫れを防ぐことが出来るので、回復を早める効果があります。そんな時の効果的なアイシング方法についてお伝えさせていただきます。
まず必要になるのが氷のう、もしくはビニール袋になります。氷のうは何度も使用できるため便利ですが、個人的にはビニール袋をオススメします。それは冷え方がビニール袋の方が良いからです。氷のうは生地が厚い種類のものがあり冷えにくいからです。※透明なビニール袋は2枚重ねにする
そして、氷ですが大きいものよりなるべく小さい方が良いですが自宅にあるもので十分です。
保冷剤を使用する時は、タオルやガーゼで巻いてから患部を冷やしてください。
保冷剤は0℃以下まで冷やし過ぎて凍傷の危険性があるため、氷で冷やすことをオススメします。
氷の量は患部が覆うくらいでいいですが少なすぎるとすぐに溶けてしまうので、少し多めに入れましょう。
ビニール袋や氷のうに氷を入れたら少しの水を入れて、空気を抜いてかき混ぜながら温度を下げていきます。
患部に当て、タオルやテーピングなどでグルグル巻きにして密着させます。
そして、15分から20分ほど冷やしますが、感覚がなくなったと感じたらストップしてください。
それから1時間から2時間ほど経過したら、同じようにアイシングをおこない、それを2回〜3回ほどおこなうといいでしょう。もし、練習中でそこまでアイシングが出来なければ、自宅に帰ってからでも良いでしょう。
突き指をした患部の炎症は1日〜3日ほどと言われていますが、安静にした状態でジンジンした痛みが引けば1日だけでも良いでしょう。
まとめると、
・氷のう、ビニール袋を用意する(オススメはビニール袋)※透明なビニール袋は2枚重ね
・氷を用意する(なるべく小さい方が冷えやすい)※氷がない時は保冷剤で代用、冷やし過ぎに注意
・氷のう、ビニール袋に氷を入れる量は患部より少し大きめになる量
・少しの水を入れたら、空気を抜いてしっかり閉める
・患部をタオルやテーピングなどでしっかり固定し密着させる
・15分〜20分ほどアイシング(感覚が無くなればストップする)
・1時間〜2時間おきに同じようにアイシングをする
・アイシング期間は1日〜3日(ジンジンする痛みが引けば1日でもOK)
突き指した時の骨折の見分け方
突き指といっても、軽度のものから骨折、靭帯損傷と重度のものまであるので、見分け方が重要になります。
軽度のものから骨折、靭帯損傷でも突き指としてケガの仕方は同じで、強く当たったからといって、骨折するわけではありませんし、ボールが軽く当たっただけでも骨折する場合もあります。
骨折や靭帯損傷の特徴は、
・腫れ方と変形(通常の指の2倍〜3倍に腫れている)
・腫れ方の期間(3日以上腫れが全く引かない)
・痛みの強さ(今までに感じたことのない痛み)
・指の変形(指先がくの字や、横に曲がっている)
1つでも当てはまるようであれば、早急に医療機関へ受診してください。
「なんだ、突き指くらいか」と軽く思われがちですが、ほおっておくと大きな影響を及ぼす可能性もあります。
検査をすると腱が切れていたパターンもあり、しっかり固定していれば手術にならなかった場合もあるので、
まずは安静にして様子をみるようにしましょう。
突き指でお悩みでしたら当院に相談ください
今回のブログではバスケット、バレーボールなどの球技スポーツで突き指をしてしまった時の効果的なアイシングと骨折の見分け方ついてお伝えさせていただきました。
もし、突き指でお悩みでしたら当院に早めに相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(監修 柔道整復師 東 健一郎)