こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。

 

今回のブログではギックリ腰になてしまった時の絶対にやってはいけないことを3つお伝えさせて頂きます。

やってはいけないことに加えて対処法もお伝えさせて頂きますので、ぜひ参考になさて下さい。

 

長時間の同じ姿勢

 

ギックリ腰になった際に長時間同じ姿勢を避けることの重要性について具体的に説明します。

なぜ長時間同じ姿勢が良くないのか

 

圧力の偏り:同じ姿勢を長く続けると、腰にかかる圧力が一定の部位に集中し、痛みを増す原因になります。

 

筋肉の緊張:長時間の一定の姿勢は、腰周りの筋肉が緊張し続けるため、痛みや不快感を悪化させます。

 

血流の悪化:同じ姿勢が続くと、腰周りの血流が悪くなり、筋肉や組織の回復が遅れます。

 

具体的な対策

 

定期的な体勢の変更

座っている場合は、少なくとも1時間に一度は立ち上がるか、歩くなどして体勢を変えましょう。

 

リクライニングチェアの使用

腰に負担の少ないリクライニングチェアを使い、体重を分散させます。

 

適切な姿勢の維持

腰にクッションを当てるなどして、腰への負担を軽減します。

 

軽いストレッチ

痛みが許す範囲で、軽く体を動かし、筋肉の緊張を和らげます。

 

ただし、症状や個人状態によって最適な対策は異なるため、痛みがひどい場合は専門医にご相談ください。

 

アイシングのし過ぎ

 

 

ギックリ腰になった際のアイシング(冷却療法)のし過ぎについて説明します。

アイシングのし過ぎが良くない理由

 

筋肉の硬直:冷却により筋肉が過度に収縮し、硬くなることがあります。これは痛みの原因や腰の不快感を増す可能性があります。

 

血流の低下: 冷却によって血管が収縮し、患部への血流が減少します。十分な血流は回復に必要なため、過度な冷却は回復を遅らせることがあります。

 

感覚の鈍化:長時間のアイシングは皮膚の感覚を鈍らせることがあり、場合によっては凍傷のリスクも高まります。

 

適切なアイシング方法

 

アイシング時間を守る

アイシングは一回につき15〜20分程度が目安です。これを1日に2回〜3回行います。

 

直接肌に当てない

氷や冷却パックは直接肌に触れないように、タオルなどで包んで使用します。

※ただし氷のうなどの氷水を入れて行う場合は直接肌に当ててもOKです。

 

感覚を確認する

アイシング中は定期的に皮膚の感覚を確認し、異常に冷たく感じたり、痛みやしびれを感じたりした場合はすぐに中止します。

 

組み合わせ療法

冷却後は軽いストレッチを行うなどして、血流を促進することも効果的です。

 

アイシングは初期の炎症や痛みの軽減に有効ですが、過度な使用は避け、症状に応じて適切に行うことが重要です。また、症状が長引く場合はの専門医にご相談ください。

 

 

長時間の安静

 

 

ギックリ腰になった際に長時間安静を避けるべき理由と具体的な対応方法を説明します。

長時間安静の問題点

 

筋肉の弱化 :長時間動かないことで、腰周りの筋肉が弱くなり、回復を遅らせる原因になります。

 

関節の硬直: 長期間の安静は関節の柔軟性を失わせ、動きが制限される可能性があります。

 

血流の悪化:安静により血流が悪くなり、回復に必要な栄養素や酸素が十分に患部に届かないことがあります。

 

適切な対応方法

 

短期間の安静:初期の痛みが激しい時は、短期間(数日間)の安静を保ちます。

軽い活動の取り入れ:痛みが許す範囲で、軽い歩行や家事などの日常活動を徐々に再開します。

 

体位の変更

安静時も定期的に体位を変えることで、筋肉や関節が固まるのを防ぎます。

 

適度な運動

痛みが落ち着いたら、医師や理学療法士の指導のもと、腰痛に適した運動療法を始めることが有効です。

 

長時間の完全安静は避け、適度な活動と休息をバランス良く取り入れることが、ギックリ腰の回復には重要です。ただし、活動再開のタイミングや程度は個人の症状によって異なるため、無理をせず、必要に応じて専門医のアドバイスを受けてください。

 

まとめ

 

 

今回のブログではギックリ腰になった時のやってはいけないことを3つお伝えさせて頂きました。

もし、3日以上経過しても症状が全く良くならない時はお近くの治療院に行かれることをオススメします。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

(監修 柔道整復師 東 健一郎)

 

 

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