こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。
今回は【メニエールの原因とは?】症状とセルフケアについてお伝えさせていただきます。
もし、メニエール病でお悩みでしたら今回のブログがお役に立てると考えています。
ぜひ最後までお読みください。
メニエール病の原因と症状
内耳のむくみが引き起こすメニエール病
メニエール病とは、内耳という音を脳に伝える役割と体の平衡感覚を保つ器官に過剰にリンパ液が増え過ぎて水ぶくれ状態(内リンパ水腫)になり内耳の機能がうまく働かなくなった状態です。
特徴としては
・回転性のめまいが10分〜数時間ほど続く。
・何度も繰り返す
・難聴や耳鳴り、聴力低下、耳の閉塞感、吐き気などを伴う
・過労や睡眠不足、ストレス、悪天候などが原因で症状が出やすくなる。
※難聴は低音から聞きづらくなり、初期には聴力の低下に気づかないこともあります。
メニエール病にかかりやすい方の特徴としては
・40〜60代の女性に多い。
・責任感が強い、几帳面
メニエール病は突発性難聴と症状が似ており、見極めが非常に難しいのも特徴の一つです。
メニエール病 |
突発性難聴 |
|
めまいの特徴 |
10分〜数時間ほど | あり or なし |
めまい・難聴の発作 |
繰り返す | 繰り返さない |
難聴の特徴 | 低音から始める |
突然の強い難聴 |
きっかけ | ストレス・疲労など |
ストレス・疲労など |
対処法とセルフケア
メニエール病の対処法
メニエール病の根本的な改善には生活習慣の改善が必要になってきます。
・ストレスフリー
ストレスを溜めないようにするには現代では難しいことではありますが、十分な睡眠時間(7時間以上)や気分
転換など積極的にストレス解消するのが効果的です。
・塩分を取り過ぎない
塩分の摂取量が多いと、体内の塩分濃度を薄めようと体内に水が溜まりやすくなります。
そのため、内耳にも水が溜まりやすくなってしまうので減塩に心がけましょう。
・適度な水分補給
耳の中に水が溜まってしまうのが原因なので水分補給を控えてしまうと、体が体内の水分を保とうと働いてしま
い、かえって水が排出されにくくなります。
こまめな水分補給で耳の中の水が排出しやすくなりますが、カフェインを含むコーヒーや紅茶、緑茶は控え、
塩分を含まないミネラルウォーターか麦茶にしましょう。
・適度な運動
適度な運動は、ストレス解消だけでなく、全身の血流が良くなることで耳の中の水も排出されやすくなります。
特にウォーキングなどの有酸素運動が効果的ですが、好きなスポーツなど30分ほどの運動を週に2回以上おこ
なうように心がけましょう。
メニエール病と整体
メニエール病は内耳のリンパ液が過剰に溜まることで発症し、めまいや耳鳴り、難聴を引き起こします。
姿勢を整えることで全身の血流が改善され、特に首や肩の緊張が緩和されると、内耳への血流も良くなり、リンパ液の循環が正常化しやすくなります。
また、姿勢を正すことでストレスの軽減にもつながり、自律神経のバランスが整いやすくなります。
姿勢を整えることでメニエール病の症状緩和に効果が期待できるので、普段の姿勢を気にすることも早期改善につながります。
日常生活で無意識に姿勢を悪化させている習慣
・スマートフォンの長時間の使用
・デスクワーク、ソファや車の運転などの座り姿勢
・足を組んだり、カバンを片方ばかりで持っているなど
まとめ
今回は【メニエールの原因と症状】対処法とセルフケアについてお伝えさせていただきました。
メニエール病は早めの治療や生活習慣の改善で早期改善が期待できるので、気になった方は早めに治療院や病院に行かれることをおすすめします。
もし、メニエール病でお悩みでしたら当院にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(監修 柔道整復師 東 健一郎)