こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。
今回のブログでは当院に通院なさっている、67歳男性で柿農家さんの改善事例をお伝えさせていただきます。
ぜひ最後までお読みください。
67歳柿農家の挑戦:痛みと闘いながらの収穫作業
本巣市で代々続く柿農家を営む67歳の男性が、右肩甲骨の痛みと腓返りという二つの難敵に立ち向かっていました。
柿の収穫真っ盛りの季節、数週間前から徐々に強くなってきた痛みに耐えながら、毎日欠かさず作業を続けていました。
「痛いのは分かっていても、柿は待ってくれない」と、歯を食いしばって収穫を続ける姿は、まさに職人魂そのものでした。
しかし、常に右手を上げて柿を収穫する姿勢が続いたことで、症状は日に日に悪化。夜も眠れないほどの痛みに苦しむようになりました。
全身からのアプローチで奇跡の回復へ
初めて当院を訪れた時、患者さんの表情には痛みと疲労が刻まれていました。
検査の結果、長時間の右手挙上による背中周辺の筋肉の過度な緊張と姿勢の悪化が右肩甲骨に負担をかけ続けていたことが判明。
さらに、右重心での長時間の立ち仕事がふくらはぎに負担をかけ、腓返りの原因となっていました。
治療では、体全体の歪みを整えることから始めました。右半身に偏っていた負担を全身に分散させることで、過度に緊張していた筋肉を緩めていきました。
同時に、右肩甲骨と右ふくらはぎへの直接的なアプローチも行い、痛みの根本的な原因に対処しました。
2週間に1度のペースで治療を重ね、6回目の施術が終わる頃には、驚くべき変化が現れました。ほぼ痛みや腓返りを感じることなく、柿の収穫作業に集中できるようになったのです。
定期的なケアで実る、豊かな収穫と健康な身体
現在は月に1度のペースで通院を続けており、良好な状態を維持しています。
「たまに右の肩甲骨に痛みを感じたり、腓返りが起こることもありますが、1日か2日で自然と良くなります」と患者さんは笑顔で語ってくれました。
「柿の作業内容によっては、無理をした時に多少の痛みを感じることもありますが、以前のようにひどくなることはなくなりました。定期的なケアのおかげで、毎日の作業が楽しくなりました」
という言葉からは、健康を取り戻した喜びが伝わってきます。
本巣市には柿農家をはじめ、畑仕事や稲作に従事される方が多くいらっしゃいます。無理な姿勢や体勢での作業が避けられない農業では、体のケアが特に重要です。
まとめ
この柿農家さんの事例のように、定期的なメンテナンスで体調を整えることで、より快適に、そして長く農業を続けることができるのです。
皆さまも、体に違和感を感じたら早めに対処することをおすすめします。
私は、本巣市の農業を支える皆さまの健康をサポートし、豊かな実りをお手伝いできることを誇りに思っています。
一緒に、健康で実り豊かな未来を築いていきましょう。
(柔道整復師 東 健一郎)