こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。
今回のブログでは腰痛でお悩みで通院なさっている患者さんの改善事例をお伝えさせていただきます。
ぜひ最後までお読みください。
長年の腰痛に悩まされた日々
61歳の女性教員の方は、長年にわたり腰痛に悩まされてきました。
教員という仕事柄、日々の業務では長時間にわたる立ち仕事が欠かせません。
黒板への書き込みや、生徒たちに指導を行うための姿勢の変化、そしてデスクワークの繰り返しによって、腰には常に大きな負担がかかっていました。
長年の疲労の蓄積が徐々に影響を与え、ついには腰痛が悪化していったのです。
特に大きな問題となったのは、左のおしりから左くるぶしまでのしびれでした。
このしびれは、腰痛だけでなく坐骨神経痛も引き起こしており、歩行が困難になるほどの痛みを伴っていました。
患者さんは「30mも歩けなくなり、途中で立ち止まってしまうことが増えました。痛みがひどく、半身不随になってしまうのではないかと恐れていました」と振り返ります。
このような不安な思いを抱えながら、治療を受ける決意をされました。
粘り強い治療で少しずつ改善
初めて治療院を訪れた際、患者さんの体全体にゆがみが生じていました。
長年にわたる無理な姿勢や体のバランスの崩れが、腰や神経に大きな負担をかけ、痛みを引き起こしていたのです。
まずは整体を用いて体のゆがみを調整し、痛みの元となっている部位への負担を少しずつ軽減することから治療を始めました。
さらに、痛みのある箇所に対しては手技療法を行い、筋肉の緊張を緩和することで血流を改善しました。
同時に微弱電流療法も取り入れ、神経の回復を促進する治療を並行して行いました。
これらの治療は一時的な痛みの軽減にとどまらず、根本的な原因を改善することを目指したものです。
まずは週1回のペースで治療を続けることを提案しました。
最初の数週間は劇的な改善が見られなかったものの、粘り強く治療を続けるうちに徐々に痛みやしびれが軽減していきました。
「本当に治るのかと不安に思うこともありましたが、少しずつ痛みが和らぐのを実感できたことで、その不安は次第に薄れていきました」と患者さんは教えてくださいました。
希望を取り戻した日常生活
半年間にわたる粘り強い治療の結果、患者さんの症状は大きく改善しました。
痛みやしびれがほぼ解消されたことで、かつては苦痛だった立ち仕事や歩行が再びできるようになりました。
現在では月に1回か3週間に1回のペースで通院し、定期的なメンテナンス治療を受けることで、症状の再発を防いでいます。
患者さんは「最初は立っていることや歩くことさえつらく、途中で座り込んでしまうこともありましたが、今では普通に歩けるようになり、本当にありがたく思っています」と笑顔で話してくれました。
また、腰痛の改善によって精神的な余裕も生まれ、以前から夢見ていた海外旅行への計画も再び現実のものとなりつつあります。「腰痛がひどい時は、旅行なんて夢のまた夢だと思っていましたが、今では行ける見込みが立ちました。生活の質が大きく向上したと感じています」と患者さんは満足そうに話してくれました。
同じ悩みを抱える方へのメッセージ
腰痛や坐骨神経痛に苦しむ方々に向けて、「腰痛やヘルニア、坐骨神経痛は、すぐに治るものではありません。
私は短期間で劇的な改善を期待してしまうこともありましたが、それでは逆に焦りや不安が募ってしまいます。大切なのは、信頼できる治療院で粘り強く治療を続けることです。そうすれば、必ず少しずつ良くなっていくことを実感できるはずです」と、患者さんから同じ悩みを抱える方々へのメッセージをいただきました。
まとめ
今回のブログでは腰痛によるヘルニア、坐骨神経痛の痛みやしびれが改善した患者さんの改善事例をお伝えさせていただきました。同じような症状でお悩みの方は早めに治療院に行かれることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(監修 柔道整復師 東健一郎)