こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。
今回のブログでは履くだけで姿勢改善の効果がある、足半(あしなか)の後半編をご紹介致します。
後半編では、足半を履いて歩いた時に起こる「つま先着地」での体のメカニズムや当院のオリジナル足半についてお伝えさせていただきます。
つま先着地で歩いた時の体のメカニズム
①「つま先着地」の場合は重心が前方・内側にかかります。
②ひざが真っ直ぐになり骨盤が正しい位置になる。
③胸が開き、深い呼吸が出来るため全身の血流が良くなる。
④姿勢が良くなり、体にかかる負担が減ることで痛みが出にくい体になる。
それに加え、足の指を使って地面を掴むように歩けるようになるため、外反母趾、小指が捻れる内半小趾(ないはんしょうし)、巻き爪、扁平足
など足の障害や血流の改善によって、しもやけや末端冷え性にも効果があります。
当院の完全オリジナルのの足半とは?
当院で扱っている足半は通常の足半に加え、ワラーチとBeMoLoといものを取り入れています。一つずつ説明していきます。
ワラーチとは、
メキシコ北西部の民族タラウマラ族が履いているサンダルです。タラウマラ族は、日常的に長距離を走ることから走る民族と呼ばれていますが、その走る民族が履いている履物がワラーチです。
ワラーチはソールが薄く、裸足感覚で走ることが出来る履物です。ソールが薄いため、着地時の衝撃がダイレクトに足に伝わってきます。一般的なランニングシューズは、厚いアウトソールによって地面からの衝撃を吸収し、足への衝撃度合いを減らす役割があります。しかし、ワラーチはそういった高機能な靴ではないため、地面からの衝撃がもろに足に伝わり、まさに裸足で走っているような感覚で走ることが出来る履物です。
地面に接地した時の衝撃、感覚が直に足裏から足へと伝わってくるので、人間が持つ足の機能を最大限に活かして走れます。本来、足は接地時の衝撃を緩和するための機能を備えています。ランニングシューズを履く場合は、シューズの機能性に頼ってしまいがちです。しかし、ワラーチなら、そういった頼るものがないため、足本来の機能をフル稼働させることが出できるのです。
BeMoLoとは、イチロー選手が履いていた初動負荷理論に則ったシューズ
初動負荷理論をもとに生み出されたシューズ「BeMoLo]
「BeMoLo」の生命線は靴底のBeMoLoバーにあります。
足の第5指(小指)、第4指(薬指)、第1指(親指)の動きを合目的的に誘導し、本来、体重の数倍に増す、着地時の負荷(荷重)の方向性を変えることで、 自然に衝撃を分散すると共に、足底のアーチを保護し、理想的な足圧の移動を誘導し、合理的な歩き方をガイドします。
このようなワラーチとBeMoLoの理論を組み合わせたのが当院の足半になります。
それを当院では「ハーフわらじ」と呼んでいます。
ハーフわらじについて
当院ではハーフわらじをすべて手作りでおこなっています。
昔ながらのわらじの作り方で一つ一つ丁寧に手作業で作っているため、お待たせしてしまっている患者さんもいらっしゃいます。
わらじの色や鼻緒の柄をいろんな柄にしながら患者さんに気に入っていただけるようにカラーバリエーションを増やしております。
実際に履いて、その場でバランステストや姿勢の変化をその場で実感していただきその効果に驚かれています。
姿勢の気になる子供から、つまずきやすくなった高齢の方までどんな方でも履いていただけます。
まとめ
今回のブログでは足半(あしなか)について書かせていただきました。
もし、遠方で購入をお考えの方がいらっしゃいましたら当院にご連絡ください。
(監修 柔道整復師 東 健一郎)