こんにちは、岐阜県本巣市であずま整骨院を開業しています、院長の東健一郎です。
当院にご来院くださる患者さんに
「長時間立っているだけで腰が痛くなる」
「立ち仕事で腰痛がひどくなる」
というお悩みを伺う機会が増えてきました。
お話を伺いし、お身体の検査をさせていただくと、姿勢や歩き方、靴に多くの原因があることが分かりました。
今回は「腰痛予防に効果的な立ち姿勢と歩き方、失敗しない靴選びまで」についてブログにまとめました。
もし、このような腰痛でお悩みでしたら、この度のブログがお役に立てるかもしれません。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
腰痛予防に効果的な立ち姿勢と歩き方、失敗しない靴選びまで
腰痛予防の効果的な立ち姿勢とは?
長時間立っているだけで腰痛が起きてしまうのは、どうしてなんだろう?ということからお話しさせていただきます。
その原因は姿勢にあります。長時間立っている姿勢を保つためには筋肉で維持しなければいけません。
主に身体の後ろ側の筋肉が前に倒れないように支えています。
その筋肉が疲労してくると姿勢がくずれて腰にかかる負担が大きくなり、腰痛を引き起こします。
立っている時に片方の足に重心をかけたり、足を交差させたり、背中が丸くなってしまったりとその時の姿勢のくずれ方は人それぞれです。
そこで、腰痛予防になる立ち姿勢は真っ直ぐ立つことです。真っ直ぐ立つ時のポイントは横から見た時に耳から足のくるぶしまでが一直線になるように立つことです。
簡単に立ち姿勢をチェックする方法として、壁に背中をつけて立ちます。
・かかとと背中を壁につけて立つ
・あごを引いて、後頭部が壁につくようにする
・両肩をなるべく壁に寄せる
・お腹を引っ込めて腰に手を通して、腰と壁の間に手のひらが入る程度にする。
この姿勢を維持するのはなかなか難しいと思います。
少しづつでも意識するだけでも良いのでこの姿勢をなるべく保てるように心がけてください。
立ち方を意識して腰痛が改善された40代女性
スーパー銭湯で受付をしていて、常に立ちっぱなしで仕事をしています。
座る事もできないため、立ったままで色んな体制をとりながら、どんな姿勢が良いか困っていました。
その方は仕事の立ちっぱなしで腰に負担がかかったままになってしまい、家事などのちょっとした姿勢でも腰に痛みを感じるほど腰から背中まで張りが強くなっていました。
2週間に一度の施術で数日は調子が良いとのことでしたが、仕事が続くとまた腰が痛くなってしまう。
その繰り返しでしたが、仕事の立ち姿勢を上記のポイントを意識していただくようにお伝えしました。
初めは、その姿勢を保つのがやっとで、すぐにいつもの姿勢になってしまっていました。
しかし、意識して姿勢を保つようにしてから数日してから徐々に腰の痛みが楽になってきたのです。
今では以前のような腰の痛みは無くなり、楽に仕事も続けられています。
腰痛の原因はこの歩き方をするだけで改善
長時間の立ち姿勢とともに歩き方も意識することで腰痛の予防には大変効果的になってきます。
正しい理想的な歩き方をするには色んなことに気をつけないといけません。いくつも気をつけながら歩くことなんて難しいと思うのでひとつだけ意識するだけで腰痛予防に効果的な歩き方が出来ます。
それは両足のつま先を正面に向けて両足が並行になるように意識して歩くだけです。そうすることで骨盤が正常な位置になることで腰への負担が減るからです。
靴を変えるだけで腰痛を改善させる方法とは?
足に合わない靴を履いていると身体がゆがんでしまい腰痛を引き起こしてしまう可能性があります。
ではどんな靴を選ぶと良いのか3つのポイントをお伝えいたします。
靴の幅
靴の幅のサイズ表記されているものを選び、ご自身の足の幅を測り、足の長さと両方のサイズに合わせて購入するようにして下さい。
かかと部分を指で挟んでもつぶれないこと
指でかかと部分を左右から軽く挟んだだけで、つぶれてしまうような柔らかい靴は歩いている時に身体がゆがむ原因になるため、かかと部分がつぶれない程度の靴をお選び下さい。
紐などでサイズ調整が出来ること
毎回靴を履くたびに紐を緩めて締め直すことで足と靴がしっかりフィットします。
履く時のポイントは腰をかけてかかとをトントンと地面に当ててから紐を結ぶとより足にフィットします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
まとめ
この度は、長時間立っていると腰痛がひどくなる方へ、改善方法をご紹介させていただきました。
少しでも悩んでおられる方のお役に立てましたら嬉しく思います。
理想の姿勢や歩き方を維持するのは難しいと思います。
当院では姿勢の改善や歩き方などを指導させていただいております。
お悩みの際は、お気軽にお問い合わせください。
監修 柔道整復師 東 健一郎