こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。

 

今回のブログでは患者さんのお悩みの中でも多い肩こりについて書かせて頂きました。

 

長年、肩こりだった患者さんにお話を伺うとご自身で湿布や温めたり、

磁気マグネット、磁気ネックレスなどで対処してみたけれど、

どれも一時的に楽になるだけでまたいつもの肩こりになってしまう。

 

この度のブログが上記のような肩こりにお悩みに方に少しでもお役に立てると幸いです。

肩こりの原因は首だけじゃない?座り姿勢で改善させる方法

 

肩こりの原因と首との関係性

 

厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、男性:2位 女性:1位が肩こりの症状を

訴えていることが分かっています。

 

このように、多くの方が肩こりで悩まされています。

当院でも肩こりや首こりの痛みで来院される方も多くいらっしゃいます。

 

なぜ、こんなにも多くの方が肩こりのような症状が起きるのでしょうか?

長時間の同じ姿勢によって筋肉が硬くなり、血流が悪化していることが原因の一つだと考えられます。

 

血流が悪化することで、栄養や酸素が行き届きにくくなり疲労物質が溜まってしまします。

疲労物質が溜まると、重だるさや「こり」や「痛み」を感じるようになり、より緊張が強くなってしまいます。

すると、さらに強い痛みを感じるようになり、慢性化してしまうと中々痛みが取れなくなってしまいます。

 

最近ではコロナ禍による自粛生活やテレワークなどで自宅で過ごす時間が増えたことで体を動かすことが減っている方が多いと思います。

 

さらに、スマートフォンでSNSやゲームなどで長時間同じ姿勢になってしまう方も大変多いと思います。

長時間同じ姿勢でパソコンやスマホを見ていると下を向いた姿勢(前傾姿勢)

になってしまい、首や肩にとても負担がかかります。

 

前傾姿勢になってしまうと首や肩には頭の重さの2~5倍の負担がかかるとされています。

(頭の重さは体重50kgであれば約5kgとなります)

 

前傾姿勢は首だけが傾くわけではなく背中から腰、骨盤までの全体が前傾姿勢になってしまいます。

そのため首や肩だけの前傾姿勢を気を付けても原因の改善にならないのです。

 

座り姿勢で肩こりの原因を改善

 

肩こりの原因は前傾姿勢になることで首や肩に負担がかかることが原因の一つだと考えております。

座り姿勢の前傾姿勢の改善は骨盤の傾きが大事になってきます。

 

前傾姿勢になった時の骨盤は後ろ側に傾いているため、起き上がらせてあげる必要があります。

起き上がらせてあげる角度は椅子と上体が垂直の90°になるのが、首や肩にかかる負担を一番減らすことが出来ます。

 

 

肩こりの原因を座ったまま改善させるストレッチ方法

 

肩こりの原因は前傾姿勢によって骨盤が後ろ側に傾いているとお伝えしてきました。

長年、肩こりに悩まされている方はこの骨盤の傾きで固まってしまってます。

 

この固まった骨盤の動きを改善してあげると、前傾姿勢を改善することが出来ます。

 

1.両手で骨盤をつかみます。

 

 

2.骨盤を後ろ側(後傾)に出来るところまで倒します。(このまま5秒キープ)

 

 

3.骨盤を起き上がらせてあげる(前傾)方向にかたむけます。(このまま5秒キープ)

 

 

4.骨盤を後傾、前傾と繰り返すことで固まった骨盤の動きを改善していきます。

5.後傾、前傾を1回ずつおこなって1セットとして、3セットおこなってください。

 

まとめ

この度は、座り姿勢で肩こりを改善させる方法をご紹介させていただきました。

少しでも悩んでおられる方のお役に立てましたら嬉しく思います。

理想の姿勢を維持するのは難しいと思います。

当院では姿勢の改善をおこなっており、肩こりが改善された患者さまもいらっしゃいます。

お悩みの際は、お気軽にお問い合わせください。

 

監修 柔道整復師 東 健一郎

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