【もしかしたら関節リウマチかも】 原因、症状、治療法、そして見分け方まで

こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。

 

今回のブログではもしかしたら関節リウマチかもと心配な方のお役に立てる内容です。

関節リウマチの原因、症状、治療法、そして見分け方までお伝えさせていただきます。

ぜひ最後までお読みください。

 

痛みの正体は関節リウマチ? 原因を知り、理解を深める

 

日々感じる痛みの正体、それは実は関節リウマチかもしれません。関節リウマチは体の自己防衛機構である免疫系が誤って自身の関節を攻撃する、自己免疫疾患の一種です。

 

疲労感、関節の腫れ、長期にわたる痛みなどが主な症状で、これらは体内の炎症反応が引き起こすものです。

関節リウマチの原因は一概には定まっていませんが、遺伝的な素因、環境要素、生活スタイルなどが関与するとされています。遺伝的な素因とは、ある特定の遺伝子が関節リウマチを発症しやすくするということです。

 

また、喫煙や不健康な食生活などの要素も、リウマチの発症リスクを高めます。

そして環境要素、これはウイルスや細菌などの感染症が関節リウマチを引き起こす可能性があるということを指します。これらの要素がどのように絡み合って関節リウマチが発症するのか、現在の科学でもまだ完全には解明されていません。

 

関節リウマチは主に手や足の小関節から発症します。特に手の指や足の指、手首、足首などが最初に影響を受けやすいとされています。

しかし、病状が進行すると肘、膝、肩、股関節など大きな関節にも影響が出ることがあります。リウマチの進行と共に、関節の痛みや腫れ、硬直などの症状が徐々に悪化します。

 

一般的には、関節リウマチは両側対称性に関節炎症を引き起こす特徴があります。つまり、体の右側と左側の同じ関節が同時に影響を受ける傾向があります。

 

関節リウマチの症状とは?

 

日常の生活の中で朝、目覚めると手足がこわばることや、関節が痛むことはありませんか?これらは単なる疲労のサインかもしれませんが、もしかすると、これらは関節リウマチの初期症状かもしれません。関節リウマチは、自己免疫疾患で、主に手足の小関節を攻撃し、痛みや腫れを引き起こす病気です。

 

さらに進行すると、全身の疲労感、無理なく続けていた活動が困難になるといった全身症状、あるいは食欲減退からくる体重の減少なども見られます。これらの症状を早期に見つけ、適切に対処することで、病気の進行を抑え、日常生活の質を維持することが可能になります。

 

関節リウマチの初期症状は次のようなものが挙げられます

朝の関節のこわばり

起床時に関節が硬く感じ、しばらくすると軽減する症状です。特に30分以上続くこわばりは関節リウマチの可能性を示す典型的な症状です。

関節の痛みと腫れ

特に手や足の小関節で痛みや腫れが起こります。両側の同じ関節に症状が現れることが多いです。

疲労感

特に理由がなく体全体が疲れているように感じることがあります。

体重の減少

食欲不振や全身の疲れから体重が減少することもあります。

 

早期発見に重要なことは、これらの症状が長期間(数週間以上)続く場合や、日常生活に影響を及ぼす場合には、すぐに医療機関に相談することです。

 

早期の段階で治療を開始することで、関節の破壊を遅らせることが可能となり、病状の進行を抑えることができます。

また、定期的な健康診断を受けることも、病気の早期発見につながります。

 

治療と対策: 関節リウマチの治療法とその見分け方

 

関節リウマチと診断された場合、どのような治療法が存在するのでしょうか?また、それぞれの治療法がどのように病気と戦うのか、そしてどのように自分の症状に合った治療法を見分けるのかについて解説します。

 

まず、関節リウマチの治療の目的は、痛みを和らげ、関節の炎症を抑え、関節の機能維持や向上、生活の質の改善を目指すことです。治療法は大きく分けて、薬物療法と非薬物療法の2つに分けられます。

 

薬物療法では、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)、ステロイド薬、DMARDs(病態修飾抗リウマチ薬)、生物学的製剤などが使用されます。これらは痛みを和らげ、炎症を抑え、病状の進行を防ぐ役割を果たします。

 

一方、非薬物療法では、適度な運動、栄養バランスのとれた食事、十分な休息、ストレスの管理などが含まれます。これらは、身体の免疫力を高め、リウマチの症状を自然に和らげる効果があります。

整体などで姿勢を整えたり、筋肉の緊張を緩めたりすることも痛みを和らげる効果があります。

 

ただし、これらの治療法は、あくまで関節リウマチの症状を緩和するものであり、根本的な治療法ではありません。したがって、適切な治療法を見つけるためには、自分の症状や生活習慣、体質などを考慮することが重要です。

 

また、関節リウマチの治療は、医師や医療専門家との連携が不可欠です。自分自身の症状を詳細に伝え、専門家の意見を受け入れることで、自分にとって最適な治療法を見つけることが可能となります。

 

関節リウマチとの戦いは簡単ではありませんが、適切な治療と対策により、痛みを和らげ、生活の質を向上させることが可能です。

 

関節リウマチの症状に対して整体がもたらす効果

 

整体は痛みを和らげるために非常に効果的だと考えています。ぜひ取り入れていただくことをおすすめします。

 

痛みの軽減

整体は筋肉の緊張を和らげ、血流を改善します。これにより、一部の患者では痛みが軽減されることが報告されています。

 

筋緊張の緩和

整体によるストレッチングや関節の動かし方の指導は、関節の硬直を和らげ、関節の可動範囲を改善することが期待できます。

 

リラクゼーション効果

整体は心地よいリラクゼーション効果をもたらし、ストレスや緊張を軽減します。これは関節リウマチの患者が抱える痛みや不安を和らげる可能性があります。

 

それでも、整体は関節リウマチの根本的な治療法ではなく、対症療法や補助療法の一部と考えるべきです。専門的な医療治療を受けつつ、整体を活用することで、症状の管理や生活の質の改善につながるかもしれません。ただし、治療を受ける前には、施術者に自身の病状を詳細に説明し、適切な施術を受けることが重要です。

 

まとめ

 

 

今回のブログでは関節リウマチの原因、症状、治療法、そして見分け方までお伝えさせていただきます。

早期発見、早期治療で症状を押さえることができるので、上記の症状が続く場合は早めに医療機関に行かれることをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

(監修 柔道整復師 東 健一郎)

 

 

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