こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。

 

今回のブログではギックリ腰の原因と痛みのレベル、重症度別の対処法についてお伝えさせていただきます。

初めてギックリ腰になってしまった方、ギックリ腰を繰り返してしまう方のお役に立てる内容になっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

 

ギックリ腰の主な原因:なぜ突然痛みを感じるのか?

 

 

ギックリ腰は予期せぬ強烈な腰痛の発症を指し、魔女の一撃とも言われます。多くの方がその痛みによって日常生活を困難にされることがあります。しかし、なぜこのような激しい痛みを引き起こすのでしょうか?

 

それは、腰の筋肉や靭帯が過度に伸ばされたり、急激な動きにより突然にストレスを受けた結果、筋肉が過度に緊張し、強い痛みを引き起こすからです。

 

この過度の緊張や筋肉の損傷は主に以下の原因により引き起こされます

 

重い物の持ち運び

 

重いものを持ち上げる際に腰に負担をかけると、筋肉や靭帯に過度のストレッチや急激な動きが生じ、ギックリ腰を引き起こす可能性があります。

 

無理な体勢での動き

 

体を無理にねじったり、前屈みになったりすると、腰に過度のストレスがかかることがあります。これにより、筋肉や靭帯が損傷を受け、ギックリ腰の原因となることがあります。

 

運動不足

 

長期にわたる運動不足は、筋肉の弱さを引き起こします。筋力が低下すると、腰に必要なサポートが失われ、ギックリ腰を引き起こしやすくなります。

 

体重の増加

 

体重が増加すると、腰に追加のストレスがかかります。これは、腰部の筋肉や靭帯に過度の負担をかけ、結果的にギックリ腰を引き起こす可能性があります。

 

疲労の蓄積

 

主な原因は疲労の蓄積と言っても過言ではありません。疲労の蓄積によって血流が悪化し、筋肉が頑くなったり、関節の動きが制限されたりすると腰にかかる負担が強くなります。

そのため、くしゃみや何気なく立ったり、しゃがんだりしただけでギックリ腰になることも多いからです。

 

さらに、ストレスもギックリ腰の重要な要因となり得ます。精神的な緊張も筋肉の緊張を引き起こし、結果として腰痛を増加させる可能性があります。

 

また、年齢とともに筋肉や骨の強度が低下し、腰痛のリスクが高まる傾向があります。年齢が上がると、筋肉は自然に弱くなり、靭帯は柔軟性を失うため、急な動きや過度のストレッチによる影響をより受けやすくなります。

 

さらに、既存の腰の問題、例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症がある場合、ギックリ腰のリスクも高まります。これらの病状は腰部に圧力を加え、ギックリ腰を引き起こしやすくします。

 

以上のように、ギックリ腰はさまざまな原因から生じますが、これらの原因を理解し対策を講じることで、発生の予防や既に発生した場合の対処が可能になります。

 

ギックリ腰の痛みのレベル:重症度を理解する

 

 

ギックリ腰の痛みは個々の状況により、その重症度が大きく異なります。これは、筋肉や靭帯の損傷の程度、痛みの耐性、さらには体の他の部位への影響等、多くの要素によって決まります。

 

ここではギックリ腰の重症度を理解するために、一般的なレベルを詳しく説明します。

 

軽度

 

軽度のギックリ腰では、軽い痛みはあるものの日常生活に支障は出ない程度です。

この痛みは、前かがみや腰を後ろに反らす、体を横にひねるなどの一定の体勢を取った時に特に感じられることが多いです。

 

しかし、全体的な運動にはあまり影響がなく、通常の日常生活を続けることが可能です。このレベルのギックリ腰は、安静にしておく必要はなく、通常通りの生活動作をおこなっても大丈夫です。

ただし、長時間の同じ姿勢や重い荷物を持ち上げるなどの動作は注意が必要です。

 

中等度

 

中等度のギックリ腰では、持続的な痛みがあります。痛みは常に存在し、体を動かすとさらに悪化することが多いです。

このレベルのギックリ腰は、日常生活に影響を与え、ゆっくりした動作になり、作業や活動が難しくなることがあります。

この場合、無理に動くことは避け、動けるのであれば整体などの治療や電気療法、テーピングなどの施術を受けられることをおすすめします。

 

重度

 

重度のギックリ腰は、強い痛みと著しい運動制限を伴います。この痛みは常に存在し、ほんの少しの動きでも激しい痛みを引き起こします。

 

日常生活が大幅に制限され、仕事や家事などの日常の活動が困難になることが多いです。

重度の痛みが持続する場合や、症状が悪化する場合は、すぐに医療機関に行かれることをおすすめします。

 

 

重症度に応じた対処法:ギックリ腰を改善するための具体的なステップ

 

 

ギックリ腰の痛みに対する対処法はその重症度によって変わります。

 

軽度のギックリ腰

 

軽度のギックリ腰では、ゆっくり伸ばすストレッチをおすすめします。

ただし、痛みを感じる時は無理をしないように気をつけましょう。

腰痛におすすめするストレッチはこちらを参考にしてみてください。

 

1日ごとに自然と痛みが引いていけば良いですが、3日以上痛みが続く場合は治療院に行かれることをおすすめします

 

中等度のギックリ腰

 

中等度のギックリ腰では、無理に動かすことは避け、ゆっくり動かすことを意識してください。

痛みが強い場合は横になるなど安静にし、痛みが落ち着いたら少しづつ通常の日常生活の動作に戻しましょう。

多少の痛みがあっても動けるのであれば動く方が治りも早くなるので、安静にし過ぎずないように心がけましょう。

 

なるべく早く、治療院で整体や電気療法などの施術を受けることで、早期回復や再発予防に努めましょう。

 

 

 

重度のギックリ腰

 

重度のギックリ腰はとにかく第一に安静にし、炎症が治るまで1日〜3日はコルセットで固定し、患部を湿布や氷水で冷やすなどの応急処置が必要になります。

 

無理に医療機関や治療院に行くよりも、第一に安静に過ごされることをおすすめします。

どうしても痛みが強い場合は痛み止めの薬を服用するのも良いでしょう。

 

痛みが落ち着いてきたら、中程度のギックリ腰と同様に、少しづつ通常の日常生活の動作に戻しましょう。

多少の痛みがあっても動けるのであれば動く方が治りも早くなるので、安静にし過ぎずないように心がけましょう。

なるべく早く、治療院で整体や電気療法などの施術を受けることで、早期回復や再発予防に努めましょう。

 

※3日以上経過しても痛みが全く変化がない場合は他に原因があるかも知れませんので、早急に医療機関に受診してください。

 

まとめ

 

 

今回はギックリ腰の原因と痛みのレベル:重症度別対処法についてお話しさせていただきました。

ギックリ腰は定期的な治療院でのメンテナンスや運動やストレッチで予防できるので、もし、ギックリ腰を繰り返してしまう方は早めに当院にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

(監修 柔道整復師 東 健一郎)

 

 

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