こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。

 

今回のブログでは【親指の腱鞘炎(ドケルバン病)】原因と自分で治すポイントについてお伝えさせていただきます。

もし、親指の腱鞘炎(ドケルバン病)でお悩みでしたら今回のブログがお役に立てると考えております。

ぜひ最後までお読みください。

 

 

親指の腱鞘炎(ドケルバン病)の原因と治りにくい原因について

 

ドケルバン病は、親指の使用が頻繁な人々に多く見られます。たとえば、スマートフォンの頻繁な使用者や、パソコンを操作する人、さらにはギターやピアノなどの楽器を弾く人やスポーツをする人がこのリスクにさらされやすいです。

 

この病気は、手首の腱鞘に負担をかける、親指を使う特定の動作、特に手首を曲げて親指を動かすときによく発生します。

 

さらに、更年期の女性においては、親指や手首を過度に使うことなくても、ドケルバン病を発症することがあります。これは、女性ホルモンのバランスが乱れ、手がむくみやすくなることが炎症を引き起こすと考えられています。

 

また、出産前後の女性にも、この病気が見られることが多いです。赤ちゃんの頭を支えるために不安定な姿勢で抱っこしたり、抱き上げる動作が手首の腱鞘に負担をかけ、ドケルバン病を発症しやすくします。

 

さらに、糖尿病のある人々もドケルバン病を発症しやすいです。これは、手足の血流が悪化し、むくみやすくなるため、炎症が起こりやすいからです。更年期の女性や糖尿病のある人は、ドケルバン病だけでなく、他の腱鞘炎や手の痛みも発症しやすいため、手の使い方に注意が必要です。

 

親指の腱鞘炎が中々治らない原因

 

適度な休息が取れていない

 

親指の腱鞘炎は休息によって症状が改善することが多いですが、適切な休息を取らずに親指を使い続けると治癒が遅れます。

 

無理な姿勢での手の使い方

 

親指を不自然な角度や力で使うと、無理な負荷がかかり、治りが遅れます。

 

長期間我慢してしまう

 

痛みを我慢しながら無理を続けてしまうと治るまでに期間がかかってしまいます。

 

健康状態

 

睡眠不足や過度な疲労が溜まった状態は治癒を遅らせてしまいます。

 

年齢

 

高齢者は若者に比べて治癒力が低下するため、回復に時間がかかることがあるので、違和感や疲労を感じたら早めに治療院に行けれることおすすめします。

 

栄養状態

 

インスタント食品やファストフードなど偏った食事は、体の自己修復能力を低下させることがあります。

 

ストレス

 

ストレスは体の治癒力を低下させ、回復を遅らせる可能性があります。

 

喫煙

 

タバコは血流を悪化させ、組織の修復を遅らせるため、治癒が遅くなる可能性があります。

 

これらの原因が絡んでいる可能性があるため、症状が改善しない場合は治療院や専門医に相談することをおすすめします。

 

 

自分で親指の腱鞘炎を治すためのポイント

 

休息

 

痛みを感じたら、まず親指を使う動作を控えることが重要です。これにより腱にかかるストレスが軽減され、炎症が鎮静化するチャンスが得られます。

 

アイシング

 

痛みや腫れがある場合、ビニール袋に氷と少量の水を入れて15分ほど冷やしてください。ただし、保冷剤などで冷やす場合はガーゼなどで包んで、冷やし過ぎに注意してください。

 

軽いストレッチング

 

炎症が落ち着いたら、軽いストレッチングで親指の筋肉と腱を動かすことが大切です。ただし、強い痛みを感じる場合はすぐにストレッチングをやめ、医療専門家に相談してください。

 

リハビリテーション

 

症状が改善してきたら、リハビリテーションを始めることが有効です。筋力強化や柔軟性向上などを目指し、再発を防ぐためのエクササイズを行うと良いでしょう。

 

最後に、これらの方法で症状が改善しない場合や、症状が悪化する場合は、必ず医療専門家に相談してください。

 

親指の腱鞘炎のためのストレッチとリハビリテーションついて

 

ストレッチ

ストレッチでは柔軟性の改善を目指します。

 

親指(手首)の伸展

 

手を前方に出して肘をしっかり伸ばし、反対の手の平で伸ばしてる側の親指までしっかり当てて矢印の方向に20秒ほど伸ばして下さい。

 

 

親指(手首)の屈曲

 

手を前方に出して肘をしっかり伸ばし、反対の手で伸ばしてる側の手の甲に当てて矢印の方向に20秒ほど伸ばして下さい。

※これらのストレッチは一日数回行い、痛みを感じる場合はすぐにストレッチを中止してください。

 

リハビリテーション

 

リハビリテーションでは筋力の強化を目指します。今回はお風呂の湯船に浸かりながら出来るリハビリをお伝えします。

握力の強化

 

湯船で座りながら、両手を前に出して湯船の中でグーパーを繰り返しながらおこないます。

小指から薬指と順番に握りながら最後に親指を握るようにおこなうことをおすすめします。

20回〜30回ほどおこなっていき、慣れてくれば10回ずつ回数を増やして下さい。

痛みを感じる場合はすぐに中止してください。

 

手首の強化

 

湯船で座りながら、両手を前に出して指をピンと伸ばし、手のひらが下を向いた状態にします。

 

 

手首を矢印の方向に動かしながら水の抵抗を感じながら上下に運動をおこなってください。

 

 

20回〜30回ほどおこなっていき、慣れてくれば10回ずつ回数を増やして下さい。

痛みを感じる場合はすぐに中止してください。

 

なお、症状が悪化した場合や改善が見られない場合は、医療専門家に相談してください。

これらのエクササイズは一般的なアドバイスであり、個々の状況により適切なエクササイズは異なることをご了承ください。

 

まとめ

 

 

今回は【親指の腱鞘炎(ドケルバン病)】原因と自分で治すポイントとは?についてお伝えさせていただきました。

腱鞘炎(ドケルバン病)はなってしまうと完治までに期間がかかってしまうため、日頃のケアがとても重要になってきます。

もし、腱鞘炎(ドケルバン病)でお悩みでしたら早めにお近くの治療院や専門院に行かれることをおすすめします。

当院でも改善された方が多数いらっしゃいますのでお近くの方はぜひ当院にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

(監修:柔道整復師 東 健一郎)

 

 

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