こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。
今回のブログでは【圧迫骨折とは?その原因と予防】そして絶対にやってはいけないことについてお伝えさせていただきます。
圧迫骨折と診断されてしまった方、もしかしたら圧迫骨折かもと感じた方のお役に立てると考えております。
ぜひ最後までお読みください。
圧迫骨折とは?
圧迫骨折とは、その名前が示す通り、過度の圧力によって骨がつぶれ、その形状が変わる状態を指します。この圧力は、様々な原因から来ることがあります。
たとえば、落下による直接的な衝撃や、肥満による過剰な体重、あるいは持続的な力が加わる動作などがその例です。特に、脊椎、つまり背骨がこの種の骨折を起こすことが多く、特定の脊椎骨が前方に押し込まれ、骨の形状が「く」の字型に変形します。
圧迫骨折のリスクは全ての人々に存在しますが、特に高齢者や骨粗鬆症を患っている人々にとって、そのリスクは増大します。これらの人々の骨は、通常よりも脆く、耐久性が低下しているため、他の人々が普段何ともない動作であっても、骨折を引き起こす可能性があります。
圧迫骨折の症状は、その程度によりますが、最も一般的な症状は急な痛みです。これは、立ち上がる、歩く、あるいは体をひねるといった動作をしたときに発生することが多いです。
痛みは通常、骨折が発生した部位に集中します。その他の症状としては、背が低くなる、姿勢が前に傾く、体を動かすときに常に痛みを感じる、などがあります。
これらの症状が現れた場合や、圧迫骨折が疑われる場合には、速やかに医療機関に相談することが重要です。
この状態を放置すると、慢性的な痛みや身体の機能低下、さらには深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。
自己診断や無理な運動は絶対に避け、医療機関に行かれることをオススメします。
圧迫骨折を防ぐための生活習慣
適度な運動
歩行や軽い筋力トレーニングを行うことで、筋力とバランスが向上します。これにより、転倒のリスクが低減し、骨折を防ぐことが可能になります。
栄養バランスの良い食事
骨密度を維持し、骨折のリスクを低減するためには、カルシウムとビタミンDの摂取が重要です。これらの栄養素を含む食品を積極的に摂取しましょう。
カルシウム摂取
牛乳、チーズ、緑色の葉野菜などはカルシウムが豊富です。これらを日常の食事に取り入れることが推奨されます。
ビタミンD摂取
日光浴や魚類からビタミンDを取ることができます。また、サプリメントも有用な手段となります。
喫煙と過度のアルコールの摂取を避ける
これらは骨密度を低下させるため、控えることが望ましいです。
安全な生活環境
家の中で転倒しないよう、不要なものを床から移動させ、滑りやすい床にはマットを敷くなど、安全に配慮した生活環境を作りましょう。
姿勢の悪化
姿勢の悪化によって腰や背骨に継続的な負担がかかりることによって、圧迫骨折のリスクが高くなります。
これらの具体的な生活習慣を実践することで、骨折のリスクを軽減することが可能です。
圧迫骨折で絶対にやってはいけないこととは?
自分で治療を決める
自分で薬を選んだり、通常通りの運動を続けたりすると、骨折が深刻化するかもしれません。医者に相談し、指示を受けて行動しましょう。
骨折部分を強く動かす
骨折した部位に過度のストレスを加えると、治癒が遅れるばかりか、さらに骨折を悪化させる可能性があります。リハビリテーションは医師の指導の下、ゆっくりと始めましょう。
痛みを我慢する
痛みは体からの警告信号です。無理をすると骨折が悪化する可能性があります。痛みがある場合は、すぐに医者に連絡しましょう。
医者のアドバイスを無視する
医者からのアドバイスを無視し、適切な治療を受けないと、治癒が遅れ、長期的な問題を引き起こす可能性があります。
これらの行動を避け、医者の指示に従って行動することで、圧迫骨折からの回復をスムーズに進めることができます。
まとめ
今回のブログでは【圧迫骨折とは?その原因と予防】そして絶対にやってはいけないことについてお伝えさせていただきました。
当院では圧迫骨折にならないための姿勢の改善や、圧迫骨折になってしまったあとの早期改善もおこなっております。
もし、圧迫骨折にお悩みでしたら当院にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(監修:柔道整復師 東 健一郎)