こんにちは、岐阜県 本巣市にあるあずま整骨院の院長 東健一郎です。

 

当院に通院してくださっている患者さんから、

「朝起きると、かかとの裏側が痛くて歩くのが辛い」

「歩くたびに痛くて仕事に集中できない」

というお悩みをお聞きする事が多くありました。

 

そこで、今回はブログでは

「足底腱膜炎の原因とは?」朝痛い、歩けない症状を解消する治し方」についてお伝えさせて頂きます。

 

実際に当院でも足底腱膜炎でお悩みの患者さんから

「足の踵の痛みが無くなり、仕事が楽に出来ました。」

「朝起きて、足を付いた時の痛みが楽になりました。」

といった喜びの声を頂きました。

 

もし、足底腱膜炎で朝の痛みや歩けない程の痛みでお悩みでしたら今回のブログがお役に立てると考えています。

ぜひ最後までお読みください。

 

足底腱膜炎の原因とは?

 

 

足底腱膜炎とは、足の裏のかかとにある腱が炎症を起こす状態です。

足底腱膜は足の親指側〜小指側からかかとに付いている腱膜のことで、かかと部分に過度な負担がかかってしまい炎症が起こります。

 

 

主な原因は「浮き指」と「足のアーチの柔軟性の低下」にあると考えています。

 

 

浮き指とは、立っている時や歩いている時に足の指が浮いて地面に付いておらず、浮いた状態になります。

本来であれば足は地面に対して、かかと、足の付け根、足指の3点で着地するのが、かかと、足の付け根の2点で着地してしまいます。

 

そうなってしまうと、バランスが崩れかかとに負担が集中してしまいます。

 

足のアーチの柔軟性の低下とは、

正常であれば足が地面に着いた時に足のアーチがクッションの役割になって負担を分散してくれます。

しかし、足のアーチの柔軟性が低下してガチガチに硬くなってしまうと、かかとに負担が集中してしまい

足底腱膜炎を引き起こしてしまいます。

 

朝の足の痛みのメカニズム

 

 

足底腱膜炎を患っている方の多くが、朝起きたときの最初の数歩で痛みを感じることが一般的ですが、その背後には明確なメカニズムが存在します。

 

夜間の筋肉の緊張

 

本来なら睡眠中は副交感神経が働いていることで、血管が拡張し全身に血液が巡っている状態になります。

しかし、日中の痛みのストレスによって、交感神経が優位になり血管が収縮してしまい、血流が悪くなてしまい、足の筋肉や腱は緊張し、収縮していることが多くなってしまいます。

特に、足底腱膜は夜間に収縮し、その結果、朝には伸ばす動きに対して緊張を感じることがあります。

 

朝の最初の歩行

 

睡眠中に収縮した足底腱膜を、朝の最初の歩行で急に伸ばすと、その緊張が一気に解放される形となります。

これが、朝の痛みの主な原因とされています。

 

簡単に言うと、夜間に足が「固まった」状態から、朝に急に動かすことで起こる痛みというのが、足底腱膜炎の一般的な症状の一つです。

 

効果的な治療法と自宅ケア

 

足底腱膜炎の改善には、根本的な改善と局所的なケアが必要になります。

 

根本的な改善

 

 

足底腱膜炎の原因は、足そのものではなく、体全体のバランスの崩れによることが多いです。

体のバランスが取れていると、左右の足に均等に体重がかかり、足への負担が少なくなります。

しかし、体にゆがみや傾きが生じると、左右の足に均等に体重がかからず、足底腱膜に過度の負担がかかります。

したがって、体のゆがみを整えることで、足底腱膜炎の症状が大きく改善される可能性があります。

 

局所的なケア

 

 

足底腱膜を柔らかく保つために、毎日のストレッチは欠かせません。

足底腱膜炎は、体の全体的なバランスと局所的なケアの両方からアプローチすることで、より効果的に改善します。

自宅で出来る簡単なストレッチをお伝えさせて頂きます。

 

① 足の指の間に手の指を入れます。

(足の指と手の指の間が空かないようにしっかりと組みます)

 

 

② 足の指を矢印の方向に反らせて10秒キープします

 

 

③ 今度は足の指を曲がる方向に曲げていきます。この状態も10秒キープします

 

 

④ このストレッチを3回おこない1セットとして1日に3セットおこないましょう

※この動作をして痛みが強くなる場合は少し緩めても大丈夫です。

 

まとめ

 

 

今回のブログでは【足底腱膜炎の原因とは?】朝痛い、歩けない症状を解消する治し方とは?

についてお伝えさせて頂きました。

足底腱膜炎は早めに治療することで早期改善することが出来るので早めにお近くの治療院などに行かれることをおすすめします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

(監修 柔道整復師 東 健一郎)

 

 

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